歌人 笹公人先生の歌会に参戦!
歌人 笹公人先生の歌会に参戦してきました!
【金星の王女わが家を訪れてYMOを好んで聴けり】 笹公人
【UFOにさらわれたという老人がテクノカットになりて還りぬ】 笹公人
笹公人先生の作品に、わたしの短歌のイメージは跡形もなくぶち壊されました。
ちなみに笹公人先生の初期の作品集『念力家族』は今年の3月30日からNHKEテレでドラマ化されるそうです。
作品もすごいが、これをドラマ化するってどういうこと?興味津津すぎる!!
短歌と落語はとても似ていると思います。
なるべく少ない言葉で、相手の頭に絵を浮かべさせ、
説明すれば説明するほど、相手の想像力は限定されて足枷をつけられて、広がりを封じ込められてしまいます。
さあ、歌会ですが、
無記名で歌を発表し、参加者が好きな歌を四つ選んで投票するというストロングスタイル。
言葉を扱う落語家のぼくは、自信満々で歌会に乗り込んでいきましたが、
結果はまさかの得票数0点。
短歌の世界奥が深し。。。てやんでい!
【歌会で自信満々乗り込んで まさかの0点啖呵きる我】 立川志の彦
短歌の無限に広がる言葉の世界に圧倒されそう!
日本文化はすばらしい!
有名すぎるぼくの好きな短歌たち
【海を知らぬ少女の前に麦藁帽のわれは両手を広げていたり】 寺山修司
【「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日】 俵万智