立川志の彦落語会 Road to 真打 霜月の回を終えて
いつも立川志の彦を応援いただきありがとうございます!
おかげさまで先日無事に
立川志の彦落語会 Road to 真打 霜月の回
を終えることができました。
皆様のおかげで今回もほぼ満席で盛況に終えることができました!
演目は
立ちトーク〜高崎だるま〜
笠碁
仲入り
文七元結
の三席。
文七元結と笠碁は決まっていて、
最初の一席は
せっかく生の三味線が入るので、
鳴り物(演目中に三味線などの演奏が入ること)のある
七段目を当初は一席目に考えていました。
神無月の回が終わったあと、師匠に会の報告したときに、
「次回は落語を三席やるよりも、一席目に立ちでトークをして
二席目、三席目に違うテイストの落語をやれば、
お客様に喜んでもらえるんじゃないか?
高崎のことだったり、
と助言をいただきました。
立ちトークはいままでやったことがなかったのですが、
自分自身が苦手とし、また課題としている、
お客とのキャッチボールと即興性
を克服できるヒントになるのではないかと思い、
取り組みました。
高座で自分を曝け出してもっと自由に話したいと、
最近ずっと思っているのですが、
これがなかなか難しいんですよね。
高崎だるまのことを紹介させていただいて、
みなさまの前で願掛けをしてだるまの左目を描かせていただきまし
私だけ願掛けするのは申し訳ないので、
私のだるまには、もちろん「真打昇進」と「七転八起」
お客様のだるまには「商売繁盛」「厄除開運」
真打昇進が決まりましたら、
笠碁や文七元結は、
目一杯やらせていただきました。
文七元結は大師匠の立川談志
笠碁は大大師匠の柳家小さん
の十八番
大切に育てていきたいと思います。
高崎に住み始めたのは4年前。
何度かお話ししたこともありますが、
引っ越した理由は決してポジティブなものではなく、
落語家を続けられるのかもわからず、
いままで応援してくださったみなさまを始め、
高崎でも応援してくれる人たちのおかげで、
少しづつ、東京や高崎でまた落語をすることができるようになり
今回、紀尾井町で大きな会を開催することができました。
その恩返しも込めて、
転んでも起き上がるだるまに、
だるまは私にとっての守り神です。
今回、文七元結に自分なりのオチをつけたのですが、
七転び八起きのだるまともリンクしてることに
だれか気づいた人はいますか?笑
立ちトークでお客様と掛け合いをして、
お客様に乗せられて落語も予想以上のものができて、
それ以外も予想外のことが落語中におきたりと、
(来場してくださったかたはわかると思いますが笑)
ライブってこういうことをいうんだなと
気づかせてくれた貴重な回でした。
次回はいよいよラストの師走の回
今回以上に盛り上げていきますので、
ご来場お待ちしております!
『立川志の彦落語会 Road to 真打』
師走の回 12月2日(月)
詳細
http://shinohiko.com/live2024/
今回、三味線は恩田えり姉さんに入っていただいて
毎回演目に合わせた出囃子を弾いて盛り上げていただいてます。
今回の立ちトークのときの退場の曲は
「いい湯だな」
有名なのはドリフターズのカバーで全国の温泉地が歌詞で出てきま
元は群馬県のご当地ソングで、
歌詞に出てくる温泉地は
草津、伊香保、万座、みなかみ
どこも素晴らしい温泉ですので、
みなさんぜひ群馬に遊びにきてくださいね!
志の彦