昨日は六本木ヒルズにある某IT企業で社内落語会でした。

昨日は六本木ヒルズにある某IT企業で社内落語会でした。

中には日本語の全くわからない外国籍の方もいるということで、落語に合わせてスクリーンに字幕を流す、通訳者に落語を同時通訳してもらう、全部は無理だけど時折英語を織り交ぜて落語をするなども考えましたが、

仮に言葉がわからなくても落語という文化をそのまま肌で感じてほしいと思い、
落語の説明やネタを英訳した資料をあらかじめ用意して読んでもらったり、マクラの中で英語で小噺を話してみたりはしましたが、
落語はいつも通りの古典落語を二席聞いてもらいました。

こちらの伝えようという意図や努力も伝わってか、
なんとか盛り上がり楽しいライブになりました。

日本語のわからない外国の方も笑ってたよとスタッフさんから教えてもらいました。

落語は国境を越えます。

落語は理解したり、勉強するのもでなく、
やっぱりみんなで笑って楽しむものです。

え?
やった演目?

『時そば』と『ちりとてちん』です。

まずいそばを泣きながら食べる話と、
腐った豆腐を苦しみながら食べる話。

だいぶ顔芸に頼って国境を越えました。

落語を英訳するのって難しい。
そもそも落語家をどう説明するか。
スタッフさんが会場準備してる時にふと現れた外国人の方に、僕のことを紹介してくれようとして、
『落語家 is japanese sitdown standup コメディアン 』
とわけのわからないこと言ってました。
そしたら向こうも
『come sence』
と言ってました。

ボーダレス!!!

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