第33回『立川志の彦落語会 in UPLINK』に御来場いただきありがとうございました!
先日は雪の降る中、ご来場ありがとうございました!!
二枚のスライドの違いわかりますか??
薄いピンクの梅の方は、梅にメジロで
濃いピンクの梅の方は、梅にウグイスです。
この「梅にウグイス」という言葉、
梅が咲く庭にウグイスがやってくる
という意味かと思っていましたらそうじゃなかった!
ウグイスはあまり梅の花に誘われてやって来ないようで、
梅とウグイスの2ショットはほとんど見られないそうです。
「梅にウグイス」という言葉は、
ウグイスは春告鳥と言われて、
春を告げる花の梅と、
さらに春を告げる鳥のウグイスが一緒に来たようだという、
春を呼ぶものを重ねためでたい例えらしいです。
実際に梅の蜜をよく吸いに来るのはメジロだそうです。
ちなみに花札の二月の札に書かれている梅と鳥のタイトルは「梅にウグイス」ですが、ちょっと不思議なことがあって、
花札に梅と一緒に書かれている鳥は鮮やかな黄緑色で、色合い的にはメジロなんです。そしてメジロといえば目の周りが白いのが特徴ですが、
花札の鳥の目の周りはなぜか赤なんですよね。メアカ??
一般にウグイス色と呼ばれる色は実はもっと暗い色なんです。
ちなみにウグイス餅やウグイス餡の色はウグイス色ではなく黄緑色で、ウグイス色だからウグイス餅と言われるようになったのではないんです。昔はウグイスを餅で包んで食べていたことからウグイス餅と言われるようになったそうです。というのは師匠の新作落語のギャグです。すいません!!
多分花札の鳥はウグイスなんですけど、色合い的にめでたく黄緑色にして、
目が赤いのは色はメジロだけどウグイスだから目の周りを赤にしちゃえ!
まさに梅に酔ったウグイス!という解釈はどうでしょうか??
まだまだ寒い日が続きますが、
そんな日は落語を聞いて梅にウグイスが来たような気分になってもらえたら嬉しいです!
次回の開催は
3月11日(土)19時開演
詳細はアップリンクHPをご覧ください
http://www.uplink.co.jp/event/2016/46876
もう桜の時期!
一年早い!!!
たくさんのご来場お待ちしております!